色バランスの自動補整と階調の自動補整効果 画像の明るさを自動補整

原画像(イエローかぶり) 色調補整後の画像(色バランス自動補整)

濁った色の原画像(下のスポイト印に注目) 原画像のスポイト印をポイントして自動補整した画像

冬の昼下がりの光を浴びて黄赤味がかった原画像 左画像の下方(石畳)をポイントして自動補整

上のサンプルのように色バランスの崩れた画像は、画像全体の中で本来グレー色であるべき個所を見つけて、 そこをマウスでポイントするだけで自動的に補整します。
トーンカーブ法で同じように補整する場合は、RGB各色ごとのLUT特性曲線を設定しなければなりませんが、 「色バランス自動補整」方法を使うと瞬時に適正な色補整ができます。

左のサンプルで上の原画像は全体にひどくマゼンタかぶりした石碑画像です。  この画像の本来ならグレーであるべき部分(スポイトマーク位置)をクリックするだけで下のように適正に自動補整した画像が得られます。
実際の石碑はもともとグレーに近いので、 スポイトマークの位置がグレーになるように画像全体の色バランスを自動的に補整した結果です。  この方法は操作不要で適正な補整が瞬時に得られる点でトーンカーブ法より利用価値が高いものと思われます。 

原画像(ハイライト部のとび) 右の明るすぎる画像を適正に自動補整した例

原画像(シャドー部のつぶれ) シャドーを強調するように階調を自動補整した画像